業界AI インフラ / API ゲートウェイ

Ygg Lab Token — API クォータゲートウェイ

すべてのモデル呼び出しを可視化し、制御下に。9 種類の上流を 1 本の sk- キーに集約し、クォータ・ログ・請求を自社で保持。

ひとことで言うと

Ygg Lab Token は YGG が自社開発した OpenAI 互換の API クォータゲートウェイです。9 種類の上流プロバイダを 1 本の sk- キーと 1 つの /v1/chat/completions エンドポイントに集約。管理者は個人単位でキーを発行し、上限額と有効期限を設定でき、呼び出しごとのトークン数と費用が 1 件ずつ記録されます。ベンダーごとの個別チャージや、誰がいくら使ったか分からない状態を解消します。

エージェントが担う主要な作業

中核機能

01

OpenAI 互換の統一ゲートウェイ

POST https://token.ygg.com.cn/v1/chat/completions と Authorization: Bearer sk-… ——既存の OpenAI SDK は base_url を差し替えるだけ。上流は OpenAI / OpenAI 互換 / Anthropic / Azure / Gemini / DeepSeek / 火山引擎 / 通義千問 / AWS の 9 種類に対応。

9 種の上流・1 エンドポイント

02

トークンとクォータ管理

メンバーは自分でトークンを作成・命名し(例:「論文実験」)、個別に上限額と有効期限を設定、いつでも有効/無効を切り替えられます。状態は有効・期限切れ・使い切り・無効の 4 種類。暴走した実験が消費するのはそのトークンの枠だけで、チーム全体の残高には波及しません。

03

呼び出し単位の課金ログ

呼び出しごとに入力トークン・出力トークン・消費額・モデル・時刻を記録。ダッシュボードでは本日のリクエスト数、本日の消費、累計使用量、残高、使用推移、モデル別内訳、直近の呼び出し、稼働中トークンを集計します。月末の照合が記憶頼りでなくなります。

04

マルチテナントとグループ割引

ユーザー管理でクォータ配分、グループ分け、新規登録の開放可否、新規ユーザーの初期残高を設定。グループ割引は係数方式(1 = 定価、0.8 = 2 割引)で、同一の上流チャネルを教員グループ・学生グループ・協力先に同時提供し、それぞれ別会計にできます。

05

チャネル管理と上流切替

1 チャネルに複数キーを一括貼り付け、優先度設定、自前/プロキシのエンドポイント指定、キーごとのモデル一覧自動取得、疎通テストをワンクリックで実行。上流が値上げや制限をかけても優先度を変えるだけで切替でき、業務側の sk- トークンとコードは一行も変えません。

06

価格設定・ウォレット・システム連携

モデル価格は $/1M tokens 建てで入力・出力を個別に設定でき、上流の課金体系とそろいます。ウォレットはパッケージチャージ・引き換えコード・請求履歴に対応し、WeChat Pay Native(公開鍵検証)と支付宝当面付 RSA2 を実装。業務システムはシステム連携キーで POST /api/system/register を呼び、外部ユーザー識別子から自動開設して課金可能な sk- トークンを発行できます。

横並び比較

自社構築のトークンゲートウェイ vs 各社公式コンソール vs 公有クラウドの API 代理店

観点自社構築 Ygg Lab Token各社の公式コンソールを個別運用公有クラウドの API 代理店
コスト集約1 つのウォレットで人・トークン・モデル別に按分N 社分の請求とチャージを手作業で合算請求は一本化されるが料率と割引は代理店次第
クォータ管理トークンごとに上限と有効期限、超過で即停止多くはアカウント単位のみ、暴走が全体の残高を消費サブアカウントはあるが粒度は代理店の仕様次第
呼び出し記録呼び出しごとに入出力トークン・モデル・金額・時刻を記録ログ形式と保存期間が各社バラバラで比較困難ログはあるが代理店側に帰属し、エクスポートに制約
上流の切替チャネル優先度を変えるだけ、sk- とコードは不変各プロジェクトの base_url とキーを修正、回帰テストが必要代理店がそのモデルを取り扱うかに依存
データの帰属ゲートウェイとログを自社サーバーに配置、私有化可能リクエストは各社に直結、ログは各社側に残るリクエストもログも第三者の代理店を経由

導入前後の比較

定量的改善

ラボ責任者
導入前各社に数百ドルずつチャージ、月末にどの課題が使ったか不明
導入後1 枚のダッシュボードで累計使用量・モデル別・トークン別費用を把握
大学院生 / エンジニア
導入前新モデルを使うたびにキーを依頼、グループチャットで使い回し
導入後自分で「論文実験」トークンを作成、終わったら無効化、上限で自動停止
経理 / 事務
導入前外貨カードで複数の海外請求を照合、証憑がばらばら
導入後WeChat / 支付宝で内部ウォレットにチャージ、請求と引き換えコードを一元管理
プラットフォーム / 運用
導入前上流の値上げ・制限のたびに各プロジェクトの base_url とキーを修正
導入後チャネル管理で優先度を変えるだけ、下流のコード変更ゼロ

科目と機能のマトリクス

対応モジュール

ダッシュボード

消費・推移・モデル別

API トークン

上限額・有効期限

呼び出しログ

呼び出し単位のトークンと費用

ウォレット

パッケージ・コード・請求

チャネル管理

複数キー・優先度・疎通

ユーザー管理

クォータ配分・グループ

モデル価格

$/1M tokens・入出力別

グループ割引

係数方式・1 = 定価

エージェントと人の監督の役割分担

システム構成(概念図)

source

ラボメンバー / 業務システム

agent

Token ゲートウェイ(sk- 認証・課金)

human

管理者(チャネル・価格・クォータ)

output

9 種類の上流チャネル

output

呼び出しログ・請求

Flow

  • ラボメンバー / 業務システムToken ゲートウェイ(sk- 認証・課金)Bearer sk- リクエスト
  • 管理者(チャネル・価格・クォータ)Token ゲートウェイ(sk- 認証・課金)チャネルとクォータ設定
  • Token ゲートウェイ(sk- 認証・課金)9 種類の上流チャネル優先度でルーティング
  • Token ゲートウェイ(sk- 認証・課金)呼び出しログ・請求呼び出しごとに記帳
  • 呼び出しログ・請求管理者(チャネル・価格・クォータ)使用量・コスト確認

検証可能な事実

数値と出典

対応する上流チャネルは 9 種類:OpenAI、OpenAI 互換、Anthropic、Azure、Gemini、DeepSeek、火山引擎、通義千問、AWS。

自社申告稼働中システムの内蔵チャネル種別列挙、2026-08 確認。2026-08-01

公開されるのは OpenAI 互換の単一エンドポイント:POST /v1/chat/completions、認証は Authorization: Bearer sk-…。

自社申告本番システム token.ygg.com.cn の利用方法説明、2026-08 確認。2026-08-01

モデル価格は $/1M tokens 建てで、入力と出力を別々に設定する。

自社申告管理コンソール「モデル価格」モジュールのフィールド定義、2026-08 確認。2026-08-01

グループ割引は係数方式で適用:1 = 定価、0.8 = 2 割引。

自社申告管理コンソール「グループ割引」モジュールの係数説明、2026-08 確認。2026-08-01

既定のしきい値:残高が $10 未満で通知、SMS 認証コードは 60 秒に 1 回・24 時間に 5 回まで、パスワードは 8 文字以上。

自社申告システム通知およびアカウント安全ポリシーの既定設定、2026-08 確認。2026-08-01

チャージは WeChat Pay Native(公開鍵検証方式)と支付宝当面付(RSA2 署名)に対応、SMS は腾讯云短信を利用。

自社申告ウォレットモジュールに設定済みの決済・SMS チャネル、2026-08 確認。2026-08-01

導入と費用

価格

¥98,000プライベート展開の買い切り・一括払い

含まれるもの

  • · システム一式のプライベート展開(ゲートウェイ本体+メンバー用ワークスペース+管理コンソール)を自社サーバーへ
  • · 9 種類の上流チャネル接続設定(OpenAI / OpenAI 互換 / Anthropic / Azure / Gemini / DeepSeek / 火山引擎 / 通義千問 / AWS)
  • · 管理コンソール全モジュール:チャネル管理、モデル価格、グループ割引、引き換えコード、システム連携キー
  • · ユーザーとクォータの仕組み:登録・ログイン、グループ、クォータ配分、トークン管理、呼び出しログ、ダッシュボード、ウォレット
  • · 導入作業、管理者トレーニング、1 年間の技術サポート

お客様ご用意

  • · サーバー・クラウドインスタンス・データベースリソース
  • · ドメインと HTTPS 証明書
  • · 各上流ベンダーの API キーとアカウントチャージ費用
  • · WeChat Pay / 支付宝の加盟店アカウント申請と手数料
  • · 腾讯云短信のアカウント、署名・テンプレート申請、送信件数の費用

オプション

  • · 2 年目以降の技術サポートとバージョンアップ(年次更新)
  • · カスタム上流アダプタ、SSO 連携、業務システムとの深い統合(人日単位)
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適用範囲

本方式が適さないケース

  • ゲートウェイは集約と課金を担うだけで、推論費用を肩代わりしません。各上流ベンダーの API キーと残高は自前で用意・チャージする必要があります。
  • $/1M tokens の課金は、管理者が入出力単価とグループ係数を正しく設定していることが前提です。誤設定は請求誤りに直結し、上流の価格改定は手動で反映する必要があります。
  • 位置づけはラボ/チーム向けの内部クォータセンターであり、API を一般販売するマーケットプレイスではありません。一般公開販売にはコンプライアンス・請求書・不正対策の別途検討が必要です。
  • 呼び出しは必ず 1 ホップ増えます(クライアント→ゲートウェイ→上流)。レイテンシは自社サーバーと上流の可用性の両方に左右されるため、超低遅延用途では実測が必要です。
執筆YGG ソリューションチーム公開日2026-08-01最終確認2026-08-01